最新ニュース ::
2010年までにロシアがヨーロッパ最大の自動車市場に


  • ロシアの自動車市場は今後3年間で約60%の成長を予測
  • ラーダの市場シェアは大幅に減少(2002年70% → 2010年20%)
  • 多くの自動車メーカーにとって、ロシアはすでにヨーロッパにおける最重要市場に

ドイツ/エッセン(2008年2月21日)- R. L. Polk & Co.は、ヨーロッパの大規模な市場が停滞する一方で、ロシアでは自動車の需要が拡大を続けていることから、2010年までにロシアがヨーロッパ最大の自動車市場になると予測している。ロシアにおける2007年の乗用車の新車登録台数は235万台で、初めて200万台の大台を突破した。これにより、ロシアの乗用車市場はドイツ、イタリア、イギリスに次いでヨーロッパ第4位の規模となった。
  ロシアでは2002年まで、毎年約100万台の新車がコンスタントに販売されてきており、過去5年間においては乗用車需要が約140%伸びている。今後3年間には60%近く成長し、2010年の乗用車新車登録は約370万台に達すると予測される。これは、現在その他のヨーロッパ諸国による追随を許さない水準である。
また、国内ナンバーワン自動車メーカーであるラーダの地盤低下が目立つ。ラーダは2002年には新車登録シェアの約70%を占めていたが、2007年は27%に後退した。そして、2010年には新車登録台数の80%以上を、ラーダ以外のメーカーが占める見通しである。
  「現在、多くの自動車メーカーにとって、ロシアは登録台数ベースですでにヨーロッパ最大の市場になっています。特にトヨタ、日産、三菱、ヒュンダイ、キア、シボレーの2007年の販売台数は、同年ドイツでの登録台数を大幅に上回っています。」Polk Germany で予測とコンサルティングを担当する主任アナリストのUlrich Winzenは、このように述べている。
  R. L. Polk & Co.は、現在の基調が今後も続くと予測しており、ヨーロッパの伝統的市場が停滞を続けるなか、ドイツとヨーロッパの自動車メーカーは、販売拡大に向けてロシア市場に今後一層の期待を寄せるものと見ている。

表 1 – ロシアにおける乗用車新車登録台数の推移

表 2 –ロシアにおける乗用車新車登録台数(主要メーカー)


R. L. Polk & Co.について
  R. L. Polk & Co. では、高い信頼性を誇る、自動車業界に関する情報とマーケティング・ソリューションを提供している。Polkは、世界規模でデーターの収集・解釈を行い、自動車業界に関する専門知識を幅広く提供しており、マーケットポジションの理解、トレンドの把握、ブランドロイヤルティの構築、新規ビジネスの獲得、競争力の強化等をサポートする。Polkの提供する情報は、適切な経営的意思決定に役立ち、自動車メーカーおよびディーラー、アフターマーケット企業、金融・保険会社、広告代理店、コンサルティング会社、政府機関、マーケットリサーチ会社等で活用することができる。 Polk はグローバル企業で、ミシガン州サウスフィールドに本社を置き、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、スペイン、イギリス、アメリカで事業を展開している。


Copyright © 2008 R. L. Polk Japan KK All rights reserved.   (81) (0) 3-3262-7301