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低年式車補助金制度がカスタマーロイヤルティに悪影響

8月度のリピート購入、大幅低下

ミシガン州サウスフィールド- R. L. Polk & Co.の最新の分析結果によると、連邦政府の低年式車補助金制度(C4C)が、車両販売のカスタマーロイヤルティに不測の副次的作用を引き起こしていることが明らかになった。2009年7月から8月にかけて、ディーラーのショールームへの来店者数と車両販売は増加したものの、メーカーへの全体的なカスタマーロイヤルティは6%近く低下した。2008年の同時期、カスタマーロイヤルティはほぼ同じ数値を維持していた。

大幅な低下となったのはクライスラーとGMで、クライスラーは7月から8月にかけて13%減、GMは約7%減を記録した。フォードは6%減と、国内メーカーの中では最も下落率が少なかった。Polkの月次分析では、ホンダとトヨタはそれぞれ2%減と5%減であった。

Polkの業界分析担当ディレクター、Lonnie Millerは、「低年式車補助金制度は販売を牽引したものの、他メーカー車の購入を多数誘発し、同一メーカーのリピート購入を減少させる結果となった。Polkの分析は、低年式車補助金制度によって起こりうる副次的作用について、メーカーやディーラーが気付いていない可能性があることを裏付けている。これが短期的な問題であるかどうかはわからないが、長期的にロイヤルティを注意深く見て行く必要がある」と語った。

Polkは、市場全体における8月度のロイヤルティの大幅な低下を引き起こした一因は、購入者にとって魅力的なインセンティブが存在した期間に、補助金対象車が在庫不足または在庫切れになったからだと分析している。GMでは、サターンブランドの終了が計画されており、サターンオーナーによるGMの企業ロイヤルティの一部低下を引き起こした可能性もあると見ている。過去8年間で初めて、サターンオーナーのうち次もGM車を購入したいと考える人は半数を下回った。

Millerによれば、すべてのメーカーが同一インセンティブとなり、販売が事実上同じ土俵で争われるようになったことが逆にロイヤルティに悪影響を及ぼしたという。

「今年7月から8月に起こったことを考慮すると、9月が最終月となるモデルイヤーの最後の四半期は興味深いものになるだろう。低年式車補助金制度を原因とするカスタマーロイヤルティの低下が見られたことから、モデルイヤー全体を分析後、全体のロイヤルティに予期しない動きが見られるかもしれない」とMillerは述べた。

Polkでは、自動車市場におけるカスタマーロイヤルティを月次ベースで追跡している。2010年1月12日にデトロイトで開催されるオートモーティブニュース世界会議において、カスタマーロイヤルティで優秀な成績を収めた自動車メーカーを表彰する第14回年次自動車ロイヤルティ賞を発表する予定である。今年は新カテゴリーとしてアフリカ系アメリカ人、ヒスパニック、アジア系アメリカ人別のロイヤルティ賞と「最もロイヤルティを向上させた」メーカーを表彰する賞をプログラムに追加した。

Polk自動車ロイヤルティ賞について
Polk自動車ロイヤルティ賞は、メーカーの優れたカスタマーロイヤルティ実績を評価するための唯一の市場におけるデータに基づく方式を活用している。ロイヤルティは、新車を保有している世帯が再度同じモデルまたはメーカーの新車を購入またはリースした際に認定される。

表A:業界全体の月次ロイヤルティ率


この表は2008年と2009年(8月まで)の月次ロイヤルティ率を示したもの。
出展: R. L. Polk & Co.


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